運命的に出会った韓国人の妻、趙 仁淑（むくげ代表）。その出会いと今の幸せに深く感謝し、妻の母国の国花「むくげ」の名を頂き、敬意と後世まで感謝の意を刻む思いで名付けました。

未だ韓国と日本の国家間ではわだかまりが有り、その現実に寂しい思いを抱いております。 地域の中でも一部ですが、残念ながら偏見を持つ方もいらっしゃる様です。 立場違えど、両者お互い尊敬の念、理解する気持ちを大切にすれば、文化の壁を乗り越え、「出会い」が人生の糧になれたと満足出来る事と信じております。

この度、和荘むくげの向かいにある母屋を、新たな宿泊スペース「ビョル チェむくげ」として開放いたしました。 訪れてくださるお客様が増えたこと、より気軽に山陰の旅を楽しんでいただきたい思い、そしてオーナーが常駐するスペースでのご宿泊を通じて、さらに深い交流を育みたいとの願いから、
この新たな空間をご用意しました。
「ビョル チェむくげ」では、和荘むくげとは異なるシンプルで温かみのある空間を提供しながら、料金を抑えた形で、より多くの方に山陰の魅力を体感していただける場を目指します。

「むくげ」の花言葉は「信念」。 その名の通り、日韓の文化をつなぐ象徴として、両国への尊敬と感謝の思いを込めています。 その背景にて、日本の誇りである「おもてなし」をさらに、従来には無い、新しい仕組みを企画・運営して参ります。 一期一会、お客様とのこの瞬間の出会いは二度と無いとの思いで、この一瞬を大切に思い、心から心へと伝える最高の「おもてなし」を目指して参ります。

オーナー 澁山 哲三郎